今シーズンから仲間入りした、
Betsy Johnsonの魔法がかかったNZは、
Pre collectionリリース後、瞬く間に完売。
視覚的な美と強さを兼ね備えたビジュアル、
それを構築しているディレクション力、
圧倒的な武を見せつけられている。
概ねそれが虜にさせられた要因の一つである。
もう一つは、セレクションのリアルさ。
リブランディングしたNZの服作りで、
変わった/進化したのは、
既存の衣服の解釈、昇華が天才的になった。
タブーっぽいことを紙一重の判断で、
新しいデザインとしてアプローチしていく。
10年選手というキャリアが、
それを構築するコントローラーを担う。
Pre collectionでは、
1アクセントがデザインの全てなアイテムかつ、
Cityに作用する、
着れる服を大前提としたラインナップにまとめた。
そしてようやく届いたMain collection。
NATASHA ZINKO
-25AW Main Collection-
Preのセレクション指針とは打って変わり、
気温にアジャストし、
良い素材で振り切ったデザインのものだけ抽出した。
良い素材のものはシンプルな物が多く、
素材への注力に傾倒し、
デザインへの配慮が少ない物がほとんど。
結果、みんな同じ服装から抜け出せない冬。
素材、デザイン、両方持ち合わせ、
だけど変わり種でリアルに着れるという、
贅沢我儘まっしぐらなものだけセレクト。
カシミアなのに、ボロボロな仕様にしてしまった、
独特なパターンなボタンカーディガン。
どうでもいいけどボタンも掛け違えて遊べる。
高価な素材をテキトーに着てくれという、
セレブ視点からのメッセージが、
プロダクトからひしひし伝わる。
リーバスサード風な見た目のJKT、
クロップドワイドPTのセットアップ。
中綿入りで、
裏地はクソ気持ち良いサラサラカットソーの施し。
デカければデカいほどイケてるSet-up。
このフィッターの兄貴がそもそも似合いすぎ。
高密度ナイロンのバニーちゃん。
体内にトートバッグが内包されている。
旅行のお供として、とりあえず次のパリに連れて行くか。
他にも色々ありますが、
Main collectionの物だけ記載しておきます。
あくまで、自己編集としてのピースとして、
全てのブランド対等なPick upなので、
ブランドファンは勿論有難いですが、
それよりも、
自分にどう落とし込めるかを体現する方が大切。
Natasha Zinkoは、
画像よりも、実物の肉感から感じれる説得力が、
群を抜いている。
ベーシックとアバンギャルドの中間に拠点し、
服を沢山着てきた人にようやく刺さるような、
だいぶ玄人っぽい一面があるので、
是非、挑戦お待ちしております。
NATASHA ZINKO
-FW25 collection-
Release on 11/1(Sat.)-
appointment only.Please for DM
IG : seer_studio_official
Hideboy.
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