皆が疎かにしている見えない部分の拘り。
細部まで気を配る紳士的配慮。
即ち美学。
締めるという行為と共に背筋と覚悟が引き締まる。
それぞれのシーン、各々経験したことはあるだろう。
学生の頃、少しでも制服で差別化を図る第一歩だったベルト。
全員同じ服装の中、その腰に巻いた1本でセンスが問われる、
まぁなんともシビアな世界。
大半がスーツ量販店の革ベルトを装着しているわけだが、
制服という規律に対しての反抗、
はたまた、個の確立なのか、
ガチャベルト、ブランド物のベルトを付けることにより、
洒落っ気づいた若者達は、その存在証明をしてきた。
大人になり、スーツ、ユニフォームを着用する機会が増え、
マストな腰飾りとして、常に付き纏う。
その人生背景のお陰かせいか、
ベルトがいかに重要かが浸透している。
今シーズンは、
色んなブランドで3本もベルトを個人オーダーした。
それぞれ、作られたプロセス、デザイン、TPOが異なる。
昔は、存在証明するはずだった腰飾りは、
今では、自分のお気に入りのパンツに合わせて、
気分を高揚させる飛び道具として存在している。
様々な組み合わせで、
スタイルや背景を反映して満足するのが、
所謂、美学なのでしょう。
しかし、経験上、
服は好きだけど拘っていない人が割と多いが、
自分の周りの友達、お客さんは、
しっかり良いベルトを装着している率は高いのは事実。
多分、みんな、
学生時代モテたいとか地味にヤンチャだったんだろうな。
と勝手に思っている。(聞いてないですが。)
つまり、それは、センス信用度に繋がる。
そうそう、僕の一番近い人で、
毎回会う度、良いベルトをしている人がいる。
その彼は、パリで言った。
「初めてベルト作りました。」
その一言を受け、
アイテムも見ず"よし買い付けよう"と思った。
【Omar afridi】
-Leather Belt-
昨今、バックルと革幅が厚い物が主流というか流行。
久々に拝んだナローベルト。
「今、ナローが気分的に良くないですか??」
と菊田さん。
なんだろう、
このナローベルトを一眼見た時に、
美しい、色気の塊だと感じた。
セレブな要素のあるこの黒いプロダクトは、
贅沢に良い素材のパンツに刺したい。
Levi'sのデニム、カーハートのダブルニーとか、
王道なアクセントでこれが主役ではなく、
高級なウールパンツにこそふさわしい、
キングオブナロー。
pet-tree-korのメリノウールPTにJoin。
高質同士のブレンドが美しい。
ベルトループに対して隙間がある余裕感が好き。
菊田さんの登場回数多いので、
久しぶりに市森先生よる解説
⬇︎
Material : Bridle leather
英国紳士の愛する乗馬の"馬具"として使用されてきた、
強靭で美しい革。(Cowhide)
バックルは日本。
イギリスと日本のハーフである。
85m×10 Stock
機能とか当たり前のことは考えず、
品のある高揚感促進娯楽アイテムとして、
腰に刺して欲しい。
これが届いたせいで、
他のベルト全く付けなくなった笑
良い中毒性。
Release on 10/4(Sat.)-
appointment only please for DM
IG : seer_studio_official
Hideboy


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