_J.L-A.L_ FW24 collection








密かにネットでリサーチしていた存在。

どういう素性か詳細は掴めなかった。

一年半前知り合ったダイスケという友人がいる。

スポーツスニーカーの映像といえば"Daisuke"と言われるほど、

今では、数々のグッドムービーを出しているヒットマンだ。

ダイスケと出会った頃、彼は上京したてで、

これから映像で仕事していくんでお願いします。

が、最初の入りだった。二言目に、

デカいプロジェクトやるんで来てください。との事。

Goldwinの新ライン"Goldwin 0"のプレゼンテーション。

センスあるファッション感強めなユーティリティウェアが並ぶ。

デザイナーは、僕がIGで密かに追ってた存在JEAN-LUC。

「JEANはロンドンの知り合いで、自分のブランドもやっているよ」と、

会場でばったり会った、

Omar afridiのデザイナー菊田氏、市森くんが教えてくれた。

ゴープコアブームの始まりのタイミングでもあったが故に、

コアなファッション層からの注目度は高かった。

それ以上に、

ファッションは独学で、

人工工学に基づいたパターンを

CADで3Dデザインして衣服に落とし込むという、

もう1フレーム先の次元で洋服を捉えている感じが、

新世代のデザイナーっぽくて興味を持っていた。

どんな服を作っているのか全部を見たかったのと、

あわよくば買い付ける気満々で、

1月のパリでショールームへ行った。

色んなバイヤーが常にいる中、

ラックの端から端まで全て試着した。

正直な初見で言うと、

上手な服作りで、全ての平均値がオール70点の

ステータス高いバランス型のマリオだと思った。

その夜、JEANが手掛ける_J.L-A.L_のプレゼンテーションへ行った。

菊田氏がJEANを紹介してくれて、その後色々聞いて、

なんか見え方変わるかも?と言うよりかはアレだ、

本質に近いものを感じれるかもと思って、

翌日もショールームへ行き答えが出た。

JEANはやはり機能/実用性に特化しているのだと。


FW24 collection _J.L-A.L_

10.9(Wed.) -Release-

強みである機能性/実用性に特化しているものを揃えた。

お店の他のラインナップでは、

重厚感強めのモノを多くを揃えたのもあり、

そこに対して、リアルかつ飛び道具にもなる

調子良いモノをチョイス。

僕が思うJEANの服は、

ガチっぽいけどガチすぎなくて、

シティや普段の生活様式において、

ファッションと実用性を50:50で表現していると感じた。

何も考えずに着ただけで"カッコよ"、"調子良っ"って思える、

最高に調子良い存在的な。

カッコよさに対してシンプル。

ただ一つ言えるのは、

組み合わせ次第で

めちゃくちゃイケてるスタイルに変化させることが可能。

話題のブランドが故に表面で捉えがちですが、

実際のところ、服着たら凄いってテンション上げさせてくれるし、

ロンドンベースだがイタリア系でもあるので、品の良さが伺える。

捉え方次第で表現の余白は大きい。



メッシュグローブとレザーグローブのレイヤードはかなりお洒落。

割とくらったので10個ぐらいあります。

バリエーション豊富なので是非。

Hideboy.