密かにネットでリサーチしていた存在。
どういう素性か詳細は掴めなかった。
一年半前知り合ったダイスケという友人がいる。
スポーツスニーカーの映像といえば"Daisuke"と言われるほど、
今では、数々のグッドムービーを出しているヒットマンだ。
ダイスケと出会った頃、彼は上京したてで、
これから映像で仕事していくんでお願いします。
が、最初の入りだった。二言目に、
デカいプロジェクトやるんで来てください。との事。
Goldwinの新ライン"Goldwin 0"のプレゼンテーション。
センスあるファッション感強めなユーティリティウェアが並ぶ。
デザイナーは、僕がIGで密かに追ってた存在JEAN-LUC。
「JEANはロンドンの知り合いで、自分のブランドもやっているよ」と、
会場でばったり会った、
Omar afridiのデザイナー菊田氏、市森くんが教えてくれた。
ゴープコアブームの始まりのタイミングでもあったが故に、
コアなファッション層からの注目度は高かった。
それ以上に、
ファッションは独学で、
人工工学に基づいたパターンを
CADで3Dデザインして衣服に落とし込むという、
もう1フレーム先の次元で洋服を捉えている感じが、
新世代のデザイナーっぽくて興味を持っていた。
どんな服を作っているのか全部を見たかったのと、
あわよくば買い付ける気満々で、
1月のパリでショールームへ行った。
色んなバイヤーが常にいる中、
ラックの端から端まで全て試着した。
正直な初見で言うと、
上手な服作りで、全ての平均値がオール70点の
ステータス高いバランス型のマリオだと思った。
その夜、JEANが手掛ける_J.L-A.L_のプレゼンテーションへ行った。
菊田氏がJEANを紹介してくれて、その後色々聞いて、
なんか見え方変わるかも?と言うよりかはアレだ、
本質に近いものを感じれるかもと思って、
翌日もショールームへ行き答えが出た。
JEANはやはり機能/実用性に特化しているのだと。
FW24 collection _J.L-A.L_
10.9(Wed.) -Release-
強みである機能性/実用性に特化しているものを揃えた。
お店の他のラインナップでは、
重厚感強めのモノを多くを揃えたのもあり、
そこに対して、リアルかつ飛び道具にもなる
調子良いモノをチョイス。
僕が思うJEANの服は、
ガチっぽいけどガチすぎなくて、
シティや普段の生活様式において、
ファッションと実用性を50:50で表現していると感じた。
何も考えずに着ただけで"カッコよ"、"調子良っ"って思える、
最高に調子良い存在的な。
カッコよさに対してシンプル。
ただ一つ言えるのは、
組み合わせ次第で
めちゃくちゃイケてるスタイルに変化させることが可能。
話題のブランドが故に表面で捉えがちですが、
実際のところ、服着たら凄いってテンション上げさせてくれるし、
ロンドンベースだがイタリア系でもあるので、品の良さが伺える。
捉え方次第で表現の余白は大きい。
メッシュグローブとレザーグローブのレイヤードはかなりお洒落。
割とくらったので10個ぐらいあります。
バリエーション豊富なので是非。
Hideboy.