Versatile Jacket by _J.L-A.L_

 



ユーザビリティが高いものほど、

リピートし日常ツールとして好む傾向がある。

目的の着地はそれぞれ異なるが、

スマートな体現の反復が理由の一つ。

ここ数日、気温のメンヘラ度が増して、

何を来たら良いのか日々考えさせられる。

まるで、何回もデートしてるけど、

中々振り向いてくれない恋愛相手のようだ。

春夏こそがテクニックを試される。

実用的、機能的なんて言葉は、

数年前からゴープコアブームが流行り出してから、

視覚、聴覚を通して、幾度となく脳内に染み込まされた。

ギアと呼ばれるそれらは、

アウトドアシーンの専売特許みたいなものなのに、

いつの間にかCityというフィールドに感染してきた。

日本(東京)ではあまりにもオーバースペック。

その点を紐解くと、実用的でも機能的でも無い気がしてならなかった。

自分が思うリアルとは、土地/日常に適応して能力を発揮できるかどうか。

話は冒頭に戻り、ユーザビリティの高さこそがリアルだと思う。

着れなければ服ではない。

seer.studio.では、それが根幹にセレクションしている。

ようやく最後のデリバリー。

一番求めていていたのに待たせられすぎた。







Jeanのテクニカルな要素は勿論、

より柔軟なフィールドをもてなしてくれるシャツ生地に当て込み。

シャツ生地だと柔らかすぎてディテールが崩れるが、

スピンドルをシュリンクさせることによってフレームを保つ。

マイクロパフォレーションという、

100μ以下の微細な穴を空ける加工を生地に施し、通気性を担保。

この時期、というか、

日本にシステムにかなりコミットし汎用性が高いが、

それ以上に、

得意なテクニカルなものに、

そうでない素材をぶつけ、

それを正当化させるべく、

さらに補強して、

1つにプロダクトを完成させたという

ビルドアップを一番感じた。

その絶妙な面白さを表現してのもまた、

テクくてらしさを感じる。

自分がよく着ているMartinのブルーチェックのパーカーに

存在がすごく近しくかなり余白があり楽しめそうだ。

これから、いや、一番着るであろう。

Release on 4/23 (Wed.)-

appointment only.please for DM

IG:seer_studio_official

Hideboy.