ちょうど一年前の出来事だった。
あなたのお店は素敵です!!
という律儀で嬉しい内容の連絡を不意にくれたSally。
バッグのデザイナーをしていて、
最近ブランドを始めたとの事。
彼女のInstaを覗くと、
センスの宝庫と言っても過言ではないほどの、
圧倒的クリエイティブとプロダクトに目を奪われた。
その時は、まだフォロワーも数百人だったが、
この人は凄い感じになっていきそうだと嗅覚が働き、
即フォローした。
基本的思考において、誰かの紹介よりも、
自分達で見つけ出してオファーしていくというスタンスで、
あまり返信もしないのだが彼女は別だった。
何か一緒に取り組みたいという、
お互いの意思は精通していた。
ただ、当人と会って、実物見て、
フィーリングで進行できたらと思いながら、
連絡を取り合っていた。
そんなこんなしているうちに、
STEFAN COOKEのデザイナーのJakeが、
仲間を集めて週末だけOPENしているお店に並び始めた。
Jakeは、前職からだいぶお世話になっていたが、
seer.studioを始めてからも、
調子どう??とたまに連絡をくれていた。
そんなJakeのクルーの一員と分かってから、
Sallyのセンスの良さに合点がいった。
一時休戦していたやりとりから明けて、
夏のパリでShowroomを開くからときて欲しいと、
彼女からのDM。
6月のパリで初めて会ったSallyは、
想像通り、めちゃくちゃ元気で優しい人だった。
Nice to meet you.
の後に出てきた言葉が、
あなたのお店をイメージした別注をやりましょう。
Sallyがイメージしている、
seer.studioならこれだ!という案をくれた。
彼女は、
Jimmy Choo、Chloē、Tiffany&Co.
J&M Davidson、Richardson、etc...
といった名だたるブランドの
コンサルティングをしてきたと仰っていたので、
センスに任せて提案に乗ろうと思った。
ちょうど半年ぐらい経った数日前、
ようやくロンドンから荷物が届いた。
New Brand
【SIX95】
seer.exclusive grey scatter shoulder bags.
SIX95のBagの実物を見て、
王道のCow leatherよりも、
より高級なSuedeに惹かれた。
ハードな見た目に対して、
柔らかさを当て込んでいる感じが、
相反するものが新しい概念を生み出している雰囲気そのもの。
単調な相反するものと一線を画す、
プロによる絶妙なバランスと作り込み。
まるで、岡本太郎の有名な、
相反するものの共存を収めた作品のように感じた。
Sallyが提案してくれたのは、
seer.studioの什器をイメージしたグレーカラーの
ラグジュアリーなイタリア産カウスエード。
セレブ思考に拍車が掛かっているせいか、
メゾンのような、品のある高級感が気分だったので、
まさにこの提案は最良だった。
この生地のパートナーに選んだのが、
持ちやすく、洗練されたシェイプの
ミニマルなワンショルダーBag。
パターンピースを最大限減らすエクササイズをし、
デコレーションがバッグ全体に流れるように設計。
デザイン性があり、使いやすく、高級感があるという、
3拍子揃ったリアルで贅沢なプロダクトに仕上がった。
旧硬貨を手で打ちつけたデザインが特徴的だ。
彼女が最初に作った硬貨を打ち付けたBagが、
10ペンス硬貨と5ペンス硬貨の合計
£6.95(6ポンド95)
だったことから、ブランドネームの由来となっている。
この硬貨ギミックがブランドの定義になっている。
seer.studioExclusiveは、
Sallyの愛が溢れている証拠の施しがされていた。
(届いてから気づいた)
シルバーの箔がランダムに散らばる。
なんかとてつもなく格好良くなっていると連絡すると、
筆とヒートプレスを使って、1点1点手作業で、
それぞれ違う表情の物を作ってくれたそうだ。
10点あるが、全て1点ものということになり、
スペシャルなものが爆誕したのであった。
チャームは別途で、Bagに付けてアレンジ出来る。
キーリングとしても適切な機能が宿り、
また、大きさがあるので存在感もある。
ベルト中毒者としては、
マストバイイングの対象だった。
イタリアのカウレザーを使用し、
硬さ、バックルの大きさ、存在感、使いやすさ、
どれをとっても満点。
Bag、チャーム、ベルト、全てあまりにも良すぎて、
チームメンバーで購入したので少量です。
自分達の物欲のベクトルを遥か上にしてくれた、
デザイナーには感動、感謝しかない。
金曜からスタートします。
Release on 12.12 (Fri.)-
Contact : DM
IG : seer_studio_official
seer.studio
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