26ss ほぼラストデリバリーになるであろう。
気温的にも購入した衣服を纏い、
アウトドアな遊びへと移行していく時期。
New arrivalという文字とともに、
服を追いかけてた2-4月から一転、
より生っぽく、リアルなファッションへ。
昨今のSNS時代においては、
2Dの端末の画面上の世界が全てであり、
人体/着用者という媒介を通して体現する、
元来の3Dとしての面白さが軽視されつつある。
伝説のストリートスナップ媒体である、
TUNE Archiveが、今、着目されている理由は、
その反面教師として希望的な要素も含んでいるからであろう。
リアルで生っぽい。
服を着て自己表現をするという点に置いては、
芯的な部分。
その服を着て、如何に自分という存在を確立させるか。
規律に沿った正解を目指すのではなく、
不完全をどうオリジナルとして表現できるか。
お洒落をする意味の本質。
その大切な感覚を、
NATASHA ZINKOは26ssで表現してくれた。
NATASHA ZINKO
-26ss collection-
-Hair of the Dog-
ZINKOはスマートフォンの画面をスクロールしながら、
現代の社会観察をしていた。
果てしないトレンドのループに対し、
みんな同じような姿の模倣、型にはめられ個性を失い、
切迫感を覚えた。
現代において記憶に残るものはなんなのか。
偶発性、不完全さ、生々しさ。
ZINKOは記憶を辿り、
その答えが自身の記憶にあると考えた。
2000年代初頭の朝を思い出す。
大学試験の前夜、
朝までクラブで遊び、余韻が肌や服に残っている。
昨日の服を着たまま、眼鏡は歪み、
ハイヒールを脱ぎ捨て、ビーチサンダルを履いていた。
睡眠不足を物語る目の下のクマ、
服はなん時間ものダンスで伸び、形が崩れていた。
そこには、何よりも生々しく、
ナチュラルな真実味を帯びていると語る。
それは、生き残りをかけた行為として捉え、
目に見える不完全さの実体こそ、
現社会のアルゴリズムの完璧とは対照的で、
混沌としている生々しいファッションこそが、
今、一番必要なんじゃないか。
そういうメッセージ性が込められている。
ZINKOは、言っていた。
「朝まで着ている服こそがリアル」
その言葉はかなり共感した。
紐解くと、
これは、その場所というフォーマットに対して、
リアルかつ現代に適合している衣服を着用するのが大前提。
本人が思うイケている衣服を、
日常着というベースライン上で纏う。
一番着る服の延長線上の余白というところに着地する。
NATASHAが表現したいズレ、歪み、攻めを汲み取り、
東京という場所に一番機能してくれるものを選定した。
夏に着て遊びに行きたくなるそんな服。
Release on 5/2 (Sat.)-
By appointment only.
14:00-20:00
IG : seer_studio_official
seer.studio
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